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チップ (サービス料)の出し方
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旅館、列車、汽船の場合
旅行に出てわずらわしいのが、このチップの出し方でしょう。まして新婚旅行では、いろいろとチップの問題に気を使うことが多いようです。そこで、だいたい、このくらい出したらよい、という標準を考えてみましょう。もちろん、これは標準なので、このほかに特別に世話になったり、サービスを受けたりした場合には、それだけの額を見積って加算したりします。
(1)旅館の場合のチップ
ふつう、宿泊費の一~二割程度を出すのがよいのですが、最近では、旅館で宿泊費計算書の中にサービス料(一割程度)を加算してくることも多くなってきました。こういう場合ならへもちろん、そのほかにはチップを出さなくてもよいわけです。ただ、普通の旅行と違って(新婚旅行の場合は)チップは一割より少し多めに出すのが例のようです。このほか、特別に女中さんに世話になった場合には、別にいくらかを包んで渡したいものです。
また、番頭さんに荷物を持って駅まで送ってもらったようなときは、一〇〇円ぐらいをお礼するのがよいでしょう。チップはいつ出したらよいかということも気になることですが、翌朝、宿泊費を払うときに、別に包んで出すのがよいのです。宿泊費はご主人が払って、このチップは奥さまが出す、というやり方も、新婚らしい、やさしいふんいきになるかも知れません。宿泊費のクーポン券を切うてあれば、そのクーポン券は、宿に着いてすぐ出しますが、チップはやはり翌朝精算のときに出すようにします。
(2)列車の場合のチップ
特別急行や寝台車、座席指定車には、それぞれ列車ボーイがついています。普通はわざわざチップを出さなくてもよいことになっていますが、特別に世話になった場合には、やはりお礼を包んで感謝の意を表わすのがよいでしょう。あまり多額ではなくて、一〇〇~二〇〇円ぐらいが適当です。
(3)汽船の場合のチップ
汽船でのチップは、運賃の五%を出すのが標準です。たとえば、神戸から別府まで瀬戸内海の風光を楽しむ船旅なら、二等で一二〇〇円の運賃。チップはこの五%になるわけですから、一〇五円となります。はんぱなのは困るので、この場合なら、一五〇円ぐらいをお包みになるのがよいでしょう。
このほか、駅の赤帽にタクシーを拾ってもらったり、宿などへの電話連絡をしてもらったり、特別の用事を頼んだ場合などにも、いくらかお礼を渡すのが礼儀。この場合には、五〇~一〇〇円ぐらいにするのが普通のようです。このチップというのは、こうでなければならないということではなくて、あくまでも、ねぎらいの気持、お礼ごころを表わすものにしたいのです。
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